2018/12/27

年末のご挨拶と来年の所信表明



なんと!前回の更新が9月30日という、とんでもないご無沙汰ぶりです。

締め切りのあるものが優先になってしまって、Dogs in the U.S.がついつい後回しになっておりました。

書きたいことは色々あるので、来年は無理のない範囲でもう少し頻繁に書いていけたらと思っています。


元々このブログは閉鎖になってしまったdog actuallyにアップしていた私の記事を再掲載するという目的で始めたものです。

dog actuallyの記事は自分にとっては思い入れのあるものですが、再掲載に当たって読み返していると「今これを再掲載する意味があるだろうか?」と感じたものも少なくありませんでした。

昔、会社で仕事をしていた時に毎日毎日新聞やら企業レポートやらを読みまくって情報武装に明け暮れていました。一方で何度も言われていたのが「情報は出した瞬間から腐り始める」というものでした。

ビジネスの世界の情報の速さは確かにその通りの印象でした。
犬に関する情報はそこまで極端ではないものの、やはり他の全ての情報と同じように賞味期限があります。

どんなに時間が経とうと変わらない核の部分というものはあります。例えば「ブランベルの5つの条件」などがそうですね。

けれど犬の行動学や栄養学、トレーニングの方法などは研究が進めば見直されて変わって行く部分もありますし、動物保護の世界や法律などは時代に合わせて変化していきます。

そのような中、古い情報の再掲載をすることに「ちょっと違うかもしれないな」という思いが強くなっていたことも、更新が滞っていた理由の一部ではあります。



来年は、過去記事の掲載と共に「アメリカの犬たち」という部分をより意識した文章を書いて行きたいと思っています。

とは言っても、日本語で書く媒体ですから日本の皆さんに楽しんでいただけることは大前提です。

以前にガジェット通信で書いていた『犬おぼえがき』のようなエッセイもこのブログに時々書くつもりでおります。
覚えておきたい犬の思い出が頭の中にいっぱいになってきたから、アウトプットしておきたいという思いがあるので。

「所信表明」なんて大仰なタイトルをつけてしまいましたが、このブログに関する来年の心づもりです。

2018年も読んでくださってありがとうございました。

来年もSMILES@LA共々、どうぞよろしくお願い申し上げます。

従来の不妊化手術と性腺温存型不妊化手術を比較

pic by  Mohamed_hassan from Pixabay 犬の不妊化手術(避妊去勢)の新しい流れ 犬の不妊化手術は飼い主にとって「どうする?」 の連続です。 10年ほど前に不妊化手術による健康上の影響についての研究結果が発表されるようになってからは、さらに悩みも増...