2018/01/23

犬にチョイスを与えること


このブログ、ほぼ2ヶ月近く放置して更新しておりませんでした。
2ヶ月の間dog actuallyの過去記事データを移すことに没頭して(と言っても合間合間にチビチビと)新記事を書く余裕がなかったんです。

改めてdog actuallyに書いた記事を読んでいると、未熟だったり妙に力んでたりで「あちゃー」と頭を抱えたくなるようなのが多々あったり、時事的な話題で「今更これを再アップしてもなー」という記事もあったり、まあとにかく自分の拙文にちょっと凹んだりもしていたわけです。

加筆したり、ちょこっと直したりしながら、またボチボチとアップしていきます。



さて、2018年最初の書き下ろし記事です。

少し前に「心にトラウマを抱えた犬をサポートするポイント」というテーマで文章を書いたことがあります。


その時に資料を読んでいて、ものすごく印象に残った一節があって、毎日散歩のたびに思い出しています。

「どんな生き物でも心にトラウマを植え付ける手っ取り早い方法は、すべての選択肢を取り上げること。」......というものです。

そんな風に植え付けられたトラウマは、生活の中で小さな選択の機会をできるだけ作ってやることで回復していきましょうと書かれていました。

最も酷い例で言えば、パピーミルで繁殖に使われている犬たち。彼らには寝る場所も運動も排泄も一切の選択の余地はないですね。
家庭で飼われている犬でも、外の小屋につながれたままで散歩はワンブロックを引っ張るだけなんていう状態では犬が自分で何かをチョイスするなんて無理な話。

衛生や安全に関わることでなければ、犬に自分で何かを選ぶチャンスを与えることが、犬の自信を築くためにも、健康な精神状態のためにも大切です。
散歩の時に何度かはどっちの方向に行くかを犬に任せる、どのおもちゃで遊びたいか犬自身が選ぶ、どこで寝るのかも犬に選ばせる、そういうことを積み重ねます。

これは「どんな生き物でも」と書かれている通り、人間でも同じですよね。
髪型から衣類、持ち物まで異常に厳しく管理するような校則、過干渉な親、横暴なブラック企業、こういうものが人格や精神にダメージになる理由のひとつは選択の機会が奪われていることですもんね。

そう思うと、生活の中のとても些細なことでも自分で考えて選ぶって素敵なことなんだなあと実感しています。

ニコニヤも1日に何度か何かを選択するというのをゲーム感覚で実行しています。
上の写真のニヤは妙に自信に満ち溢れてますが、これ以上自信満々になったらどうしよう(笑)


0 件のコメント:

コメントを投稿

殺処分を減らすためにアメリカが選んだ方法

これは2012年に書いた記事で、いま読み返すとずいぶんと青臭くて小っ恥ずかしい感じです。特に最後のNO KILLのくだりとかね。 この記事で紹介したマーヴィン・マッキー獣医師は現在も現役で活躍しておられます。マッキー先生がロサンゼルスの犬猫の殺処分数を減らすために立ち...